このポリシー設定では、Outlook 2007 でセキュリティ対策によって制限されることなく実行可能な、信頼できるアドインの一覧を指定します。
このポリシー設定を有効にした場合、信頼できるアドインとハッシュの一覧が使用可能になり、エントリを追加および削除することによって変更できます。この一覧は、既定では空です。新しいエントリを作成するには、[値の名前] 列に DLL ファイル名を、[値データ] 列にハッシュの結果を入力します。
このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、信頼できるアドインの一覧は空で未使用であるため、EC および SSLF の推奨設定ではユーザビリティの問題は発生しません。ただし、管理者がこの設定を有効にして一覧にアドインを追加しない場合、Outlook オブジェクト モデルにアクセスするアドインを使用しているユーザーには、確認メッセージが繰り返し表示されることがあります。
注意 - Exchange セキュリティ フォーム設定は、[ユーザー構成]\[管理用テンプレート]\[従来の管理用テンプレート (ADM)]\[Microsoft Office Outlook 2007]\[セキュリティ]\[セキュリティ フォーム設定]\[Microsoft Office Outlook 2007 セキュリティ] にある [Outlook セキュリティ モード] 設定を有効にして、ドロップダウン リストから [Outlook セキュリティのグループ ポリシーを使用する] を選択することによって構成することもできます。
オブジェクト モデル ガードの詳細については、「MSDN Outlook Developer Reference (MSDN Outlook 開発者リファレンス)」の「Security Behavior of the Outlook」 (http://r.office.microsoft.com/r/rlidGPSecBehaviorOutlookModel?clid=ja-jp) を参照してください。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Security\TrustedAddins |
Value Name | {number} |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |
[値の名前] にDLL ファイル名を、[値データ] にハッシュの結果を入力します