このポリシー設定では、Outlook 2007 で迷惑メール フィルタを有効にするかどうかを指定します。Outlook 2007 の迷惑メール フィルタは、明らかな迷惑メールであるスパムをインターセプトし、ユーザーの [迷惑メール] フォルダに送信するように設計されています。このフィルタでは、メッセージの送信時刻や内容などの要因に基づいて、各受信メッセージが評価されます。このフィルタでは、特定の送信者またはメッセージのタイプが選び出されるのではなく、メッセージの内容や構造に基づいて各メッセージが分析され、スパムである可能性が高いかどうかが検出されます。
このポリシー設定を有効にした場合、フィルタ処理のコントロールが非表示になるだけでなく、Outlook 2007 の迷惑メール フィルタ処理がすべてオフになります。また、[迷惑メールの処理レベル] ポリシー設定を使用してフィルタ処理レベルを事前設定し、ユーザーが変更できないようにすることができます。注意 - このポリシー設定は、サーバー レベルの迷惑メール フィルタ処理を実現する Microsoft Exchange Server Intelligent Message Filter (IMF) の構成に影響を与えません。
このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、Outlook 2007 の迷惑メール フィルタが有効になります。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook |
Value Name | DisableAntiSpam |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |