コンピュータ上にない信頼できる場所を許可する

このポリシー設定では、ネットワーク上にある信頼できる場所を使用できるようにするかどうかを指定します。



このポリシー設定を有効にした場合、ユーザーは、セキュリティ センターの [信頼できる場所] セクションにある [プライベート ネットワーク上にある信頼できる場所を許可する (推奨しません)] チェック ボックスをオンにすることによって、ネットワーク共有または直接の管理下にない他のリモートの場所にある信頼できる場所を指定できます。信頼できる場所からは、最低限のセキュリティでコンテンツ、コード、およびアドインを読み込むことができます。また、ユーザーにアクセス許可のプロンプトが表示されることもありません。



このポリシー設定を無効にした場合、選択したアプリケーションでは、セキュリティ センターの [信頼できる場所] セクションの一覧にあるネットワーク上のすべての場所が無視されます。このポリシー設定を無効にしても、[信頼できる場所] の一覧からネットワークの場所が削除されるわけではありません。代わりに、選択したアプリケーションでこれらの場所が信頼できない場所と見なされ、ユーザーがネットワークの場所を一覧に追加できなくなります。



このポリシー設定を未構成にした場合、このポリシー設定を有効にした場合と同じ動作になります。



また、グループ ポリシーを使用して信頼できる場所を展開する場合は、これらの場所がリモートの場所かどうかを確認する必要があります。リモートの場所が存在しているが、このポリシー設定でリモートの場所を許可しない場合、リモートの場所を指すポリシー キーはクライアント コンピュータで無視されます。



このポリシー設定を無効にすると、ユーザーが [信頼できる場所] の一覧にネットワークの場所を追加する場合に混乱を招く可能性があります。ただし、([プライベート ネットワーク上にある信頼できる場所を許可する (推奨しません)] チェック ボックスのテキストが示すように) この操作は推奨されていないため、実際にはこのポリシー設定を無効にしても、ユーザーの利便性に大きな問題が起こることはほとんどありません。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Office\12.0\Access\Security\Trusted Locations
Value NameAllowNetworkLocations
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

access12.admx

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