過去の WinHlp32.exe のリリースでは、ユーザーによるイントラネットのサイトに格納されている .hlp ファイルへのアクセスが許可されていました。しかしながら、これらの機能はセキュリティの脅威に対して、システムを脆弱にします。Windows Vista の既定では、WinHlp32.exe を使った、イントラネットのサイトに格納されている .hlp ファイルへアクセスはブロックされます。これらのファイルへのアクセスはグループ ポリシーによって許可することができます。
この機能を制御するため、ローカル コンピュータ グループ ポリシーと、現在のユーザー グループ ポリシーの 2 つのグループ ポリシーが提供されています。また、ユーザー レジストリの設定を使ってこの機能を管理することもできます。優先順位は次のようになっています: ローカル コンピュータ グループ ポリシー、現在のユーザーのグループ ポリシー、ユーザーのレジストリ設定。いずれのポリシーも設定されておらず、ユーザーのレジストリ設定も設定されていない場合、イントラネットのサイトに格納されている .hlp ファイルへのアクセスはブロックされます。
このポリシーに優先順位があって無効になっている場合、イントラネットのサイトに格納されている .hlp ファイルへのアクセスはブロックされます。
このポリシーに優先順位があって有効になっている場合、イントラネットに格納されている .hlp ファイルへのアクセスは許可されます。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Winhelp |
Value Name | AllowIntranetAccessInWinhelp |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |