PCoIP セッションでオーディオ (サウンドの再生) に使用できる最大バンド幅を指定します。
オーディオ処理では、オーディオに使用されるバンド幅が監視されます。この処理によって、現在のバンド幅使用率で可能な最善のオーディオを提供するオーディオ圧縮アルゴリズムが選択されます。バンド幅制限が設定されている場合、バンド幅の制限内に収まるようになるまで、圧縮アルゴリズムの選択が変更されて品質が低下します。指定されたバンド幅の制限内で最低品質のオーディオを提供できない場合は、オーディオが無効になります。
圧縮なしの高品質なステレオ オーディオを再生できるようにするには、この値を 1600 キロビット/秒以上に設定します。450 キロビット/秒以上に設定すると、高品質な圧縮ステレオ オーディオを提供できます。50 ~ 450 キロビット/秒の値を設定すると、FM ラジオから電話までの品質のオーディオになります。50 キロビット/秒未満の値を設定すると、オーディオが再生されない可能性があります。
この設定は、エージェントにのみ適用されます。この設定による効果を得るには、両方のエンドポイントでオーディオを有効にする必要があります。
また、この設定は USB オーディオには影響しません。
この設定を無効にするか、設定しない場合、デフォルトのオーディオ バンド幅制限である 500 キロビット/秒が構成され、オーディオ圧縮アルゴリズムの選択が制限されます。この設定を構成すると、値がキロビット/秒単位で計測され、デフォルトのオーディオ バンド幅制限は 500 キロビット/秒となります。
この設定は View 4.6 以降に適用されます。それ以前のバージョンの View では影響がありません。
この設定をアクティブ PCoIP セッション中に変更すると、変更が直ちに反映されます。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Teradici\PCoIP\pcoip_admin_defaults |
Value Name | pcoip.audio_bandwidth_limit |
Value Type | REG_DWORD |
Default Value | 500 |
Min Value | 0 |
Max Value | 100000 |