Teradici ファームウェアを実行するゼロ クライアントを使用する PCoIP セッションで使用を許可する USB デバイスと許可しない USB デバイスを指定します。PCoIP セッションで使用される USB デバイスは、USB 許可テーブルに表示されている必要があります。USB 不許可テーブルに表示されている USB デバイスは、PCoIP セッションで使用できません。
最大 10 の USB 許可ルールと最大 10 の USB 不許可ルールを定義できます。複数のルールは縦棒 (|) 文字で区切ります。
各ルールは、ベンダー ID (VID) と製品 ID (PID) の組み合わせ、または USB デバイスのクラスの記述で指定できます。クラス ルールでは、デバイス クラス全体、1 つのサブクラス、またはサブクラス内のプロトコルの許可または不許可を指定できます。
VID/PID を組み合わせたルールの形式は、1xxxxyyyy です。ここで xxxx は 16 進数形式の VID、yyyy は 16 進数形式の PID です。たとえば、VID 0x1a2b、PID 0x3c4d のデバイスを許可またはブロックするルールは、11a2b3c4d です。
クラス ルールの場合、次のいずれかの形式を使用します。
すべての USB 形式: 23XXXXXX
デバイスを許可 例: 23XXXXXX
特定のクラス 形式: 22classXXXX
ID を持つ USB 例: 22aaXXXX
デバイスを許可
特定のサブ 形式: 21class-subclassXX
クラスを許可 例: 21aabbXX
特定のプロト 形式: 20class-subclass-protocol
コルを許可 例: 20aabbcc
たとえば、USB HID (マウスおよびキーボード) デバイス (クラス ID 0x03) と Web カメラ (クラス ID 0x0e) を許可する USB 許可文字列は 2203XXXX|220eXXXX です。USB マス ストレージ デバイス (クラス ID 0x08) を許可しない USB 不許可文字列は、2208XXXX です。
空の USB 許可文字列は、どの USB デバイスも許可されないことを意味します。空の USB 不許可文字列は、どの USB デバイスも禁止されないことを意味します。
この設定は、サーバにのみ、および Teradici ファームウェアを実行するゼロ クライアント セッションがサーバで実行されている場合にのみ適用されます。デバイスの使用はエンドポイント間でネゴシエートされます。
デフォルトでは、すべてのデバイスが許可され、どのデバイスも禁止されません。
許可文字列の形式と例については、[説明] タブを参照してください。
不許可文字列の形式と例については、[説明] タブを参照してください。