このポリシー設定では、Outlook のセキュリティ対策によって制限されることなく実行可能な、信頼できるアドインの一覧を指定できます。
このポリシー設定を有効にした場合、信頼できるアドインとハッシュの一覧が使用できるようになり、エントリを追加および削除して変更できるようになります。この一覧は、既定では空です。新しいエントリを作成するには、[値の名前] 列に DLL ファイル名を、[値データ] 列にハッシュの結果を入力します。
このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、信頼できるアドインの一覧は空になり、使用されないため、EC および SSLF の推奨設定ではユーザビリティの問題は発生しませんが、管理者がこの設定を有効にしてアドインを一覧に追加しない場合には、Outlook オブジェクト モデルにアクセスするアドインを使用しているユーザーに確認メッセージが繰り返し表示されることがあります。
注 - Exchange セキュリティ フォーム設定は、[ユーザー構成\管理用テンプレート\Microsoft Outlook 2013\セキュリティ\セキュリティ フォーム設定\Microsoft Outlook 2013 セキュリティ] にある [Outlook セキュリティ モード] 設定を有効にして、ドロップダウン リストから [Outlook セキュリティのグループ ポリシーを使用する] を選択することによって構成することもできます。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\15.0\outlook\security\trustedaddins |
Value Name | {number} |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |
[値の名前] にDLL ファイル名を、[値データ] にハッシュの結果を入力します