FIPS 準拠モードで実行する

このポリシー設定では、メッセージの署名および暗号化を行うときに、Outlook で FIPS 準拠アルゴリズムを使用する必要があるかどうかを指定します。Outlook は、FIPS (Federal Information Processing Standards) に準拠するモードで実行することができます。この一連の規格は、米国標準技術研究所 (NIST) が公開しているものであり、米国の非軍事政府機関や政府契約企業によって利用されています。

このポリシー設定を有効にした場合、Outlook は、暗号化モジュールの FIPS 140-1 規格に準拠するモードで実行されます。このモードでは、署名用に SHA-1 アルゴリズムを、暗号化用に 3DES を使用する必要があります。

このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、Outlook は、FIPS 準拠モードでは実行されません。米国政府関連の事業を行っている組織で Outlook を FIPS 準拠モードで実行していない場合、重要な情報の取り扱いに関する米国政府の規定に違反するおそれがあります。

FIPS の詳細については、FIPS の全般情報のページ http://www.itl.nist.gov/fipspubs/geninfo.htm を参照してください。

サポートされるバージョン: Windows 7 以降

Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\15.0\outlook\security
Value Namefipsmode
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

outlk15.admx

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