このポリシー設定では、再度開くときにブロックされる安全でない添付ファイルを含むアイテムを閉じる前に、Outlook で警告を表示するかどうかを指定します。ウイルスやその他の問題を起こすファイルからユーザーを保護するために、Outlook では 2 つのレベルのセキュリティが使用されています。レベル 1 とレベル 2 に指定することによって、電子メール メッセージやその他のアイテムに添付されているファイルへのアクセスを制限します。既定では、レベル 1 のファイルへのアクセスは完全にブロックされます。レベル 2 のファイルは、ディスクに保存してから開く必要があります。問題を起こす可能性があるファイルは、ファイルの種類の拡張子に基づいてこれら 2 つのレベルに分類できます。それ以外のファイルの種類は、すべて安全と見なされます。
このポリシー設定を有効にした場合、レベル 1 のファイルが添付されたアイテムを閉じるときに警告が表示されないため、データが失われる可能性があります。
このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、レベル 1 のファイルが添付されたアイテムを閉じるときに、安全でない可能性のある添付ファイルがメッセージに添付されていること、およびユーザーが後でアイテムを開いたときに添付ファイルにアクセスできない可能性があることを通知する警告が表示されます (このような一連のイベントは、後で編集を再開する予定の下書きメッセージをユーザーが閉じるときに発生する可能性があります)。
重要: このポリシー設定は、[Microsoft Outlook 2013\セキュリティ\セキュリティ フォーム設定] にある [Outlook セキュリティ モード] ポリシー設定が [Outlook セキュリティのグループ ポリシーを使用する] に構成されている場合にのみ適用されます。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\15.0\outlook\security |
Value Name | dontpromptlevel1attachclose |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |