このポリシー設定では、パスワードで保護された Office 97-2003 ファイルの暗号化の種類を指定できます。
このポリシー設定を有効にした場合、パスワードで保護された Office 97-2003 ファイル形式のファイルを Office アプリケーションで暗号化するために使用する暗号化の種類を指定できます。指定する暗号化の種類は、ファイルを暗号化するコンピューターにインストールされた暗号化サービス プロバイダー (CSP) に対応している必要があります。ローカル コンピューターにインストールされている CSP の一覧については、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Cryptography\Defaults\Provider\ レジストリ キーを参照してください。使用する暗号化の種類を指定するには、所定のテキスト ボックスに以下の形式で入力します。
<暗号化プロバイダー>,<暗号化アルゴリズム>,<暗号化キーの長さ>
例: Microsoft Enhanced Cryptographic Provider v1.0,RC4,128
このポリシー設定を未構成にした場合、Excel、PowerPoint、および Word では、パスワードで保護された Office 97-2003 ファイルを暗号化するために Office 97/2000 互換の暗号化 (専用の暗号化方法) が使用されます。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\15.0\common\security |
Value Name | defaultencryption12 |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |